ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、「韓国語学習者だけのSNS」は去年の10月から試験運用として第0期をスタートしています。
それから3か月間、コミュニティメンバーと一緒に運用した結果を反映して、今月の1月から第1期をスタートしました。
それから約2週間が過ぎ、メンバーと一緒にどのように「アウトプットの場」を作っているのか簡単に説明します。
目次
どうやってアウトプットするの?
参加しているメンバーの目指しているところは、1年以内に会話が出来るようになるために日常的に韓国語を音声でアウトプットすることです。
具体的には次のような流れです。
「お題」が出される
やっぱり何かミッションがあった方が、メンバーがアウトプットしやすいようです。よって2~3日間隔で私からメンバーに対してミッション(お題)を出します。
ミッションはその時々で異なりますが、基本的には指定された文法や単語を使って、韓国語で日記を書くことです。
(ミッションの例)
この時に非常に重要点があります。それは自分のアウトプットが「人に見られる」という点です。
私も独学をした期間があるのでよくわかりますが、一人で日記を書いたり音読しても、フィードバックがないのでなんか張り合いがないです…。そして続かない…。
でも、このSNSではメンバーがあなたのアウトプットを見てますし、時にはコメントをしてくれます。
そしてあなたのアウトプットは他のメンバーのインプットにもなります。他の人の音声って気になりません?
音声を録音してシェア
「他のメンバーがあなたの音声を聞く」と言う状況は本当に会話に近いですよね?実際にコミュニケーションを取っている訳ですから。
でも緊張して正しく言えるか心配…。
安心してください。実際の会話と違って録音をアップロードするまで何度も何度も繰り返し練習していいので(笑)
実はこの時間が会話の上達に必要な部分です。
(音声のシェア1)
何となく教科書のページをめくって暗記していくのではなく、誰かにあなたの言いたいことを伝えるために、わからないなりに、出来る限り調べながら韓国語で文章を作成すること。
そしてそれを実際に声に出しながら、何度も練習すること。
(音声のシェア2)
メンバーも言っていましたが、日記に上げるために何度も練習したフレーズは、実際の会話でも「パッ」と思い出して、自然と正しく言えます。
コミュニケーションが取れるレベルであれば、文法や発音がちょっと間違っていても、気にしなくていいです。
そんなことよりドンドンアウトプットする方が重要です。
完璧じゃなくてもいい、それでも日記を書いて、音声でアウトプットする方法を続けれていれば、正確に韓国語を「使いこなせる」ようになります。
フィードバックはあるの?
重要なのでもう一度いいますね。
他の人にアウトプットして、更にフィードバックがあることは、言語の習得において非常に重要です!
私は一人で勉強するのがとっても辛かったので、「使う環境を作る」にあたって、この点を重要視しています。
勿論、ミッション以外のことでも韓国語であれば、シェアしてもらっていいので、勉強した内容や自己紹介を上げる方もいます。
そんな時も、メンバーから次の通りコメントがあったりします(^^)
(勉強内容のシェア)
私は基本的にコメントしないと思って下さい。「絶対にする」と言ってしないと嘘になるので(笑)
実際、コメントしているかどうかは上にある3枚の写真をご参照くださいね。
音声を上げるまでどれくらいかかる?
実は第0期の時はミッションを出していなかったので、音声を上げるようになるまで2~3か月ほどかかりました。
やっぱり、ちょっと恥ずかしいですよね…。
ですので、第1期も音声を上げるようになるまで、少なくとも1か月はかかるかな~と想像していました。で実際はですね…。
1週間で参加メンバー全員が音声でアウトプットしはじめました!!!
やっぱり多くのメンバーが韓国語でアウトプットしたい!!という気持ちはあり、問題はその気持ちをどうやって私が引き出すかだったようです(ごめんね0期のみんな)。
人数と会話のレベル
人数が多すぎると誰が誰だかわからなくなるので、各期ごとに10名~20名程度としています。
第1期は7名でスタートして、途中で3名参加希望者がいたので現在は第1期のメンバー数は10名となっています(ちなみに第0期は14名)。
第1期に関してはある程度、参加者の実力を合わせています。1名の上級者を除き、今まさに会話に自信を付けたいと思っている方が参加しています。
このSNSは、日常的にアウトプットの機会がないメンバーにこそ活用して欲しい!!そう思って作ったので、私の勉強会やフリートーキング会に参加できない遠方のメンバーも大歓迎です。
ただ、まだまだテスト運用期間中で、迷惑をお掛けすると心苦しいので…、勉強会やフリートーキング会などで、実際に私と会った事のあるメンバーで一緒にやっています。
今後もメンバーを突然増やすのではなく、私の負荷も見ながら、随時メンバー増やしていればと思っていますので、興味のある方は引き続き見ていて下さいね(^^)
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